なにわのボン Diary

釣り大好き

病床より

 最近、自分のr年齢のことや死後のこと等をよく考えるようになった。家内は身の回りの整理整頓を始めているし、私に大事なものと不要なものの分別や各種のID、PWを分かりやすくしておくようにと言ってきた。これはご近所の方が亡くなられた時にネット手続している各種契約の解約などの際にたいへん困ったという話を聞いてのことで、そういえば最近はネットで契約手続きをすることが多くなっている。また、そのほとんどがID&PWの設定を要求してくる。その結果、PWの管理が難しくなっている。最初はすべてのパスワードを同じにすればよいと思っていたが、それでは一つのパスワードを知られてしまえば、すべてがバレバレになるということで、管理はExcelのファイルに書き込んでいる。しかし、ファイルが何らかの方法で盗まれた時は大変なことになってしまいます。それではというので、バラバラのPWにすると接続時に毎回確認することになりこれがたいへん面倒である。デジタル化が進むのは良いことかもしれないが、いろんな難問が増えてきて困っている方も多いことだろう。

毎年切り詰めているのであまり大きくなってません。

 ところで、我が家の庭にある黒竹(クロチク)のことだが、毎年4月ごろには冬を越した竹の葉が黄変して散り始め、地表からは新しい竹の新芽が出てくる季節なのだが、今年は様子がおかしい。新芽は数本出てきたが細くて弱弱しく、また枝から稲穂のようなものが出てきてきれいな緑色の葉が出てこない。心配になり消毒してみてみたが変わりはなかった。病院から退院した4月中旬になると全体が稲穂のような葉で覆われ、黒竹の美しさが失われてしまった。心配なので、ネットで黒竹のことを検索してみた。

白丸の部分がクロチクの花です。


 ネットでは、黒竹に花が咲くのは非常に珍しく、120年に一度しか咲かないといわれてるそうです。我が家の黒竹は二十数年前に買ったもので、植えてから10年もすると根が張り、竹の子がいろんなところから出てきました。家内から竹の性質も考えずに植えるから手入れがたいへんになりますよと叱られました。また、さらに驚いたことは花を咲かせたのちには子孫(種)を残して枯れてしまうそうです。

 120年に一度の花とは今後二度と見ることができないということになります、このことが何か良いことの起こる予兆であれば嬉しいなと思っています。